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プロセッコDOCの料飲店コンクール「Mese del Prosecco DOC 2023」で優勝しました

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 世界で最も多く飲まれているスパークリングワイン「プロセッコDOC」。今夏に行なわれたレストラン・小売優良店コンクール「Mese del Prosecco 2023」(プロセッコ月間 2023)の結果発表と表彰式が12月18日に行なわれ、2023年8月の1カ月間で314本を販売した「マルティノッティ プロセッコ バー&カフェ」(東京・日本橋。以下、マルティノッティ)が優良店・総合1位として表彰されました。コンクールにおける評価指標である「総販売本数」、商品ごとに異なる販売価格と本数を乗じた「販売金額」、店内席数による「販売効率」の3指標すべてにおいてマルティノッティは1位を記録。総合2位は「アンジェロコート東京」(東京・目白)、3位は小売店部門1位の「ENJI WINE CLUB」(神戸)が受賞しました。

生産量世界一のイタリアンスパークリングワイン

 プロセッコとは、イタリア北部のヴェネトとフリウリ-ヴェネツィア・ジューリアの2州で造られるワインで、そのほとんどはスパークリングワインであり、フレッシュさと軽快さイタリアや欧州内外でも高く評価されています。主に平野部で栽培されるブドウからなる「プロセッコDOC」はその爽快さや親しみやすさが魅力で、6億本をはるかに超える生産量はフランスのシャンパーニュやスペインのカバといった有名スパークリングワインの2倍を超え世界最大。世界で最も親しまれているスパークリングワインと言えます。

過去最多の195店が参加した4年振りの優良店コンクール

このプロセッコDOCの普及と品質保護を担う生産者団体「プロセッコDOC保護協会」(本部=イタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ)は日本における本格的なプロモーション活動を2017年にスタート。このキャンペーン「プロセッコ月間」は同年に始まり今年が6回目で、料飲店・小売店コンクールとしての開催はコロナ下を挟んで4年振り。今年は全国から過去最多となる195店が参加しました。また、このキャンペーンの対象商品となるプロセッコは21ブランド、40アイテムを数え、期間中に消費されたプロセッコの総本数は4426本に上りました。

ご参考資料:プロセッコ月間結果発表(プロセッコDOC保護協会日本語サイト)

 

販売本数、金額、席効率に1位に加え、取り扱い品目数も専門店ならではの26品で最多

 2020年5月に日本初のプロセッコバーとしてオープンしたマルティノッティは、コロナ下におけるキャンペーンでも2020年、21年に「SNS賞」を受賞するなど、積極的にプロセッコの普及に努めてまいりました。

 開業以来初めてコンクール形式での開催となった今年、14ブランド26アイテムのプロセッコを揃え、専門店としてプロセッコのある日常をさらに強く発信。料飲店部門と小売店を合わせた総合部門におけるすべての集計(販売本数・取扱金額・販売効率)で1位を記録しました。

 また、日頃よりプロセッコを用いたカクテルレシピの開発やカクテルブックを発行するなど、外食・中食双方に向けてプロセッコの普及活動を行なっております。

 2位のアンジェロコート東京は、イタリア南部のシチリアにフォーカスしたレストラン。食前や食中、結婚式の乾杯酒としてプロセッコを積極的に提供しました。また3位のENJI WINE CLUBは日本初のリーファーワイン(定温コンテナで厳密に温度管理されたワイン)専門の会員制ワインショップ。さまざまな販路と手法による展開により、小売部門で販売本数・売上ともに1位を記録しました。

 表彰された3店には、副賞として2024年にプロセッコ生産地を訪ねる研修旅行への招待が予定されています。