年末年始におすすめのプロセッコ6選

❶ヴァルドッカ プロセッコDOC ブリュット “VOコレクション”

ヴァルドッカは1952年創立の、世界遺産「Prosecco Hills」の中心地であるヴァルドッビアデネを拠点に602軒の栽培農家で構成される協同組合ワイナリー。規模と品質の両立を果たし、イタリア国内での家庭用売上はNo.1を誇ります。
VOコレクションはヴァルドッカの新しいブランドで、日本にもこの夏から登場したばかりのプロセッコ。このブリュットは青リンゴや洋梨、黄色い柑橘の均衡がとれた一本。すっかりと軽やかで、食前酒や前菜、リゾットにもよく合うでしょう。
ブドウ品種：グレーラ85％、その他15％
残糖量：10g / ℓ

❷カーザ デフラ プロセッコDOC ブリュット

カーザ デフラはチェーロ エ テッラ グループの１ブランド。「カーザ デフラ」とは、チェーロ エ テッラが1908年に設立された当時、ヴィチェンツァの南、コッリ・ベリチに所有していたの畑の名前。コッリ・ベリチは玄武岩を含む粘土質で、豊富に含まれるカリウムなどの養分により芳醇な酸味がワインに表れます。レモンや若いリンゴのスライス、ミントのほのかな香りがアクセント。爽快は発泡とフルーティーさ、スッキリとした後味は日々を彩るプロセッコの楽しみを再発見できるでしょう。
ブドウ品種：グレーラ100％
残糖量：12g / ℓ

❸イル コッレ プロセッコDOCトレヴィーゾ エクストラドライ

イル コッレはプロセッコの丘の東側で1889年からワインの販売業としてスタート。チェスキン家は1978年に現在の地、サン ピエトロ ディ フェレットにワイナリーを設立しました。設立当初から自社のワインは全て自分たちの手で醸造するというポリシーを持ち続けており、果汁から一度の発酵でスパークリングワインを造り上げる「イル・コッレ」方式で、信条とするワインの質とフレッシュさを存分に表現したプロセッコ。フローラルでエレガントでフルーティー。フレッシュで柔らかさのある魅力的で調和のとれたバランスです。
品種：グレーラ85％、シャルドネ15％
残糖量：15～16g / ℓ

➍レ コンテッセ プロセッコDOCトレヴィーゾ ブリュット

マルティノッティでも人気の「レ コンテッセ」は、かつてのヴェネツィアの伯爵ティエポロ家所有の由緒あるブドウ畑が原点。近代的なプロセッコを造る優良ワイナリーとして知られ、最新の設備と技術を取り入れ産地の丘陵を生かした立体的な第二ワイナリーも訪問する価値が大いにあります。通常は二度ある発酵過程を、果汁からダイレクトに1回の醸造でボトリング。香りも味も最高にフレッシュ＆フルーティーで、リンゴと蜂蜜のような香りも特徴的です。果実のおいしさを見事に再現した、注目のプロセッコです。
品種：グレーラ100％
残糖量：15g / ℓ

➎テッレ デイ ブース プロセッコDOCロゼ ブリュット

テッレ・デイ・ ブースは2003年、オーナー兼醸造長のパオロと兄のマッシモにより設立されたワイナリー。ビオロジコの認証を取得した1999年に父ブルーノから20haの畑を譲り受け、現在は100％オーガニックの辛口プロセッコとして知られています。生産性と高品質を求める機械化も画期的で、平地の特性を生かしたワイン造りも実に特徴的です。二次発酵期間に70日を費やしたオーガニックのロゼはクリーミーで上質な泡立ち。ピンクグレープフルーツ、赤いリンゴやラズベリーの果実味のヴィーガン認証済ワインです。
品種：グレーラ 85～90％、ピノ・ネーロ 10～15%
残糖量：10～11g / ℓ

➏レ コルトゥーレ プロセッコDOC ブリュット

米国のワイン専門誌「Wine Spectator」とVinitaly主催による「Finest Italian Wines 100 Great Producers」（イタリア最高峰のワイナリー100社）にも選ばれているワイナリー。1500年代から農業を営み1983年にスプマンテの生産を開始。現在はアルベルトとシルヴィアを中心にワイナリーを経営している。自社畑比率は95％であり、ほぼ全てを自社で管理しています。このプロセッコは青りんごや柑橘などの心地よいアロマに、泥灰質土壌に由来する伸びやかな酸と綺麗なミネラルが感じられる上質な逸品です。
品種：グレーラ100％
残糖量：9g / ℓ