貴族のベルトを緩めたカクテル?
「ズグロッピーノ」とは
8月は「プロセッコ月間」🥂🍾✨
Mese del Prosecco DOC, Day 19
🍸Sgroppino al limone e té verde
– Lemon gelato, yogurt, green tea syrup, Prosecco DOC
ヴェネツィアのバーカロ(立ち飲み屋さん)で飲めるレモン風味のスムージー的なカクテル「ズグロッピーノ」はレモンのジェラートとウオツカ、プロセッコのカクテル。 MARTINOTTI Prosecco Bar & Caffèではウオツカのハードなアタックは無用と考え、シンプルにジェラートとプロセッコ、クリーミーさを補うためにヨーグルトやクリームなどの乳製品を少し加えて軽く混ぜ、シンプルに仕上げます。 自家製のお茶のシロップが重宝しますので、このカクテルにも少々加えると、より落ち着きのある、癒しのズグロッピーノに。
16世紀頃に貴族を中心に広まったというこのカクテル。
“ほどく”や“緩める”を意味するヴェネツィア語の「sgropìn」に由来していると言われて、食後の消化を助けるために提供されただけでなく、コースの合間に口直しとしても提供されたようです。
食事をした人がさわやかな気分になれる一杯は、ごちそう三昧で大喰らいの貴族たちのベルトを緩める役割も担ったのではないかというのはプロセッコ屋さんのただの推察です。
カクテルの名は「レモンのズグロッピーノ」と表記されることが多いですから、レモンに限らずさまざまなジェラートを使ったズグロッピーノがあっても、間違いではないのでしょうね。
きのう8月18日はおやすみをいただきまして、店主の私用で埼玉に行ってまいりました。
お盆休みも終わり、今日は夕方からお天気が崩れる予報が出ておりますが、もちろん今日もプロセッコ日和、そしてズグロッピーノ日和です🥂🍾✨
25日(日)はHBA/KOKUBUカクテルコンペティションのお手伝い(選手ではない)のためおやすみし、替わりに27日(火)を営業します。